【SNS広告】Z世代が不愉快に感じる4つの要素

【SNS広告】Z世代が不愉快に感じる4つの要素


若者が不愉快に感じる「ネガティブな広告」とは?

外見コンプレックスを取り上げ、煽るような広告。ネガティブな気持ちにさせるような広告。SNSでは自動で広告が流れてくるが、そのような広告の中には「過激」なもの少なくない。

そこでネオレアは、過激になっているSNS広告に若者はどう感じているのかについての調査をした。

今回は全国の学生1,300人に対して実施した調査となる。

「SNS広告を見て、不愉快に感じたことはありますか?」という質問に、「不愉快である」「不愉快に感じたことがある」と1,300人中、1,183人と91%の学生が答えました。

どのような広告内容を不愉快に感じたか

定性調査では、どのような内容を不愉快に感じたのかを調査した。

「不愉快」と感じる内容は、主に外見コンプレックスを取り上げていたり、ネガティブ広告が中心になる。このような広告をみて、傷つき、さらに悩む人が多くいることも分かった。

また、脱毛をしていない女性を「毛ダラケ娘」と表現したり、「脱毛をするのにお金がないからパパ活をする」という内容の広告も。このような広告を、「子供に見せたくない」という親の意見も多くある。

91%もの人が不愉快に感じる広告を、いつまで流すのだろう。

どのような広告が若者ゴコロに刺さるのか

不愉快に感じる広告と、いいなと感じる広告についての違いについて定性調査をした。不愉快に感じる広告は、外見コンプレックスを刺激するもの. 過度なルッキズムであるもの. ○○であるという価値観の押し付けをされるもの. ネガティブな訴求であるものが上げられた。

また、いいなと感じる広告には、多様性を認める内容であるもの. 価値観の押し付けではないもの. 自分が自分であることに満足できる自己肯定感を得られるようなもの. ネガティブな訴求ではないもの. 商品情報だけではなく、 商品の体験や身近な媒体で共感が生まれやすいものということが分かった。

調査概要

調査概要調査対象:全国の中学生・高校生・大学生
調査期間:2020年7月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:1,300人

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